【MQL4テクニック】最新のローソク足より右側にオブジェクトを配置する方法

MQL4テクニック

垂直線などのオブジェクトを、現在動いているローソク足より右側(先)に表示する方法をご紹介します。

PeriodSeconds関数を使用して、未来の時間を指定する

//何本先に表示するか指定
int bar = 3;
datetime time = Time[0] + PeriodSeconds() * bar;

PeriodSeconds関数は、時間軸の値を秒数で返します。

例:5分足→300(秒)
1時間足→3600(秒)

現在のローソク足の時刻をTime[0]で取得し、PeriodSeconds() * 本数 を加えることで未来の時間を指定することができます。

実際に垂直線を表示してみる

先ほど指定した未来の時間を、ObjectCreateの引数に渡してあげます。

int OnInit(){

   //何本先に表示するか指定
   int bar = 3;
   datetime time = Time[0] + PeriodSeconds() * bar;
   ObjectCreate(0, "TESTOBJ", OBJ_VLINE, 0, time, 0);

   return(INIT_SUCCEEDED);
}

最新足から3本先に配置することができました。(赤線)

POINT

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